差別被害や治安悪化のリスクは、滞在する地域や都市によって大きな偏りがあります。とりわけ首都ベルリンや金融都市フランクフルトなどの大都市部では、治安の悪化とともに日本人旅行者・滞在者がトラブルに巻き込まれる危険性が高まっています。
ベルリンにおける治安と日本人の危険エリアとして、現地在住者の間で常に警戒されているのが以下の地域です。
・コットブッサー・トーア(Kottbusser Tor)周辺:薬物密売人やホームレスが多く集まるベルリン屈指の要注意エリア。夜間はもちろん、日中でもトラブルが多発しています。
・ヘルマン広場(Hermannplatz)およびノイケルン北部:人通りが多いもののスリやひったくり、グループによる威嚇行為が頻繁に目撃されます。
・フランクフルト中央駅周辺(カイザー通りなど):麻薬中毒者や売人、強引な物乞いが密集しており、昼夜問わず異様な空気が漂うエリアです。
また、旧東ドイツ地域の地方都市や郊外では、移民排斥を掲げる極右勢力の支持層が比較的多く、アジア系住民に対して敵対的な視線が向けられやすい傾向があります。不要な単独行動を避け、土地ごとの危険度を正確に把握することが防犯の第一歩です。