不注意やスリップ事故などで車で電柱を破損させた場合の損害賠償額は、ドライバーにとって最も恐ろしい請求のひとつです。現場の状況や付帯設備によって賠償金額は大きく変動します。
一般的な電柱事故の弁償費用相場の内訳は以下の通りです。
・電柱本体のみの破損(トランスなし・低圧線のみ):約20万円〜50万円
電柱自体の撤去と新設、深夜・休日の緊急出動費、交通誘導員の配置費用、アスファルトの復旧費などが含まれます。
・トランス付き電柱や高圧線・通信線の切断:約100万円〜300万円超
変圧器の弁償費用に加え、光ファイバーケーブルや電話回線の復旧作業、通信事業者(NTTなど)への損害賠償が合算されます。
・信号機共架柱や周辺の停電損害:数百万円〜数千万円規模
もし電柱の倒壊によって近隣の工場や商業施設が操縦不能になり、大規模な停電被害を引き起こした場合、休業損害の補償を巡って莫大な賠償請求に発展するリスクもあります。自動車保険の対物賠償責任保険を「無制限」に設定しておくべき最大の理由がここにあります。