本作は、ある未解決事件を追う元刑事(二宮)と、事件の鍵を握るミステリアスな女性ルポライター(長澤)の息詰まる心理戦を描く本格サスペンスだ。監督を務めるのは、カンヌ国際映画祭でも高い評価を得た気鋭の映像作家。これまでの日本映画の枠に収まらない、重厚でダークなトーンが特徴だという。
すでに都内近郊で行われたクランクインでは、張り詰めた緊張感が漂っていたとスタッフは証言する。カメラが回った瞬間、二人の間に走る火花は、現場の誰もが息をのむほどだった。かつての関係性を知るファンにとっては、スクリーン越しに交わされる視線ひとつひとつに、特別な意味を見出してしまうかもしれない。