昭和から平成にかけて、女性アイドルにとって「交際」や「結婚」はタブーとされてきた。発覚すれば即解雇、あるいは謝罪会見という過酷な時代があったことは記憶に新しい。しかし、ももクロはその常識を覆した。グループとして活動を継続しながら、メンバーが次々と人生の伴侶を見つけ、あるいはそれぞれの道を歩み出す姿は、ファンにとっても新鮮な驚きであった。
彼女たちが提示したのは、アイドルでありながらも「一人の自立した女性」として生きる姿勢だ。結婚しても活動を辞めない。離婚という選択をしても、それを隠さずに前を向く。そのリアルな姿が、同世代の女性たちから圧倒的な支持を集める理由となっている。