見た目だけを追求してケーブルを乱暴に束ねたり、狭い場所に押し込んだりすることは極めて危険だ。配線処理を行う際には、見た目の美しさと同時に「電気的な安全性」を担保しなければならない。
特に注意すべきは熱の発生だ。ACアダプターや高出力の急速充電器は使用中に相応の発熱を伴う。これらを密閉されたボックスの中に隙間なく詰め込むと、内部に熱がこもり、製品の寿命を縮めるばかりか火災の原因にもなり得る。通気孔が確保されたボックスを選ぶか、適度なスキマを設ける配慮が必要だ。また、電源コードをきつく折り曲げたり、結束バンドで強く締め付けすぎたりすると内部の導線が断線する恐れがあるため、ゆとりを持たせた取り回しを心がけたい。