ネット上の旅行ブログやSNSで頻繁に見受けられる誤解の一つに、南禅寺と東山駅のアクセス関係があります。「東山駅=東山観光すべての最寄り」という印象から、南禅寺や永観堂(禅林寺)を目指す際に東山駅で下車してしまうケースが後を絶ちません。
実際には、南禅寺や水路閣の真の最寄り駅は、東山駅の隣駅である「蹴上(けあげ)駅」です。蹴上駅からであれば「ねじりまんぽ」と呼ばれるレンガ造りの歩行者トンネルをくぐり徒歩約7分で三門に到着しますが、東山駅から歩くと仁王門通や白川沿いを経由して18分から20分前後の時間を要します。
ただし、「東山駅で降りて京セラ美術館や平安神宮を鑑賞し、そのまま岡崎疎水沿いを散策しながら南禅寺へ向かう」という回遊ルートであれば、東山駅下車は非常に魅力的な選択肢となります。単発目的地なのか、エリア周遊なのかによって下車駅を使い分けるのがプロのテクニックです。
また、東山駅から市バスへの乗り換えに関しても注意が必要です。交差点周辺に「東山三条」バス停が複数箇所に分散配置されているため、乗車する系統(5号、12号、46号、86号、201号、202号、203号、206号系統など)の乗り場位置を地上出口案内板で確認してから地上へ上がるのが鉄則です。