インターネット上の掲示板やSNSでは「徳山は1号艇の頭だけを買っていれば勝てる」という言説が散見されますが、これは回収率の観点から見れば危険な誤解です。控除率(約25%)の壁が存在する公営競技において、オッズ1.5倍〜3.0倍前後の低配当を均等買いし続けると、1〜2回のイン飛びでそれまでの利益がすべて吹き飛びます。
もう一つの盲点は、「季節風の切り替わり時期」です。春から夏にかけての南寄り(海風)と、秋から冬にかけての北寄り(陸風・山風)で、コース内の風の流れが急変します。遮蔽物となる山やスタンドの位置関係により、スタート地点と第1マーク付近で風向きが異なる「風のねじれ」が発生することがあり、水面巧者であってもスタートタイミングの勘が狂うケースが取材でも報告されています。