ビルの5階と6階に位置する「徳島市立図書館」は、駅前の風景を一変させた決定打と言える。年間を通じて多くの市民が足を運ぶこの知の拠点は、一般的な商業ビルには見られない多様な年齢層をアミコへと呼び込んでいる。
放課後に自習スペースへ向かう高校生、週末に絵本を選びに来る親子連れ、そして新聞や雑誌に目を通すシニア層。図書館を訪れた人々がそのまま下の商業フロアへ降り、買い物を楽しむという自然な回遊動線が定着した。近隣の徳島ステーションビル・パセオなど駅直結の商業施設とも歩道デッキを通じてシームレスに結ばれており、駅周辺全体をひとつの大きな生活圏として捉える流れが定着している。