夜行バス利用において、初心者が最も陥りやすいトラブルが「乗車場所の取り違え」と「早期割引チケットのキャンセル規約」です。現地で慌てないために、乗降ターミナルの位置関係と予約ルールの詳細を頭に入れておく必要があります。
徳島側の主要乗車地である徳島駅前バスターミナル乗り場は、JR徳島駅の改札を出てすぐの場所に位置しており迷う心配は少ないものの、路線や会社によって発着番線が異なります。また、徳島市街地以外では「松茂(とくとくターミナル)」や「鳴門インター北口」など高速道路沿いのバス停が主要拠点となっており、パーク&ライド用駐車場の空き状況や連絡バスの発着時刻を事前確認することが欠かせません。
東京側の拠点としては、巨大ターミナルであるバスタ新宿と東京駅(八重洲口・日本橋口または鍛冶橋駐車場)に大別されます。海部観光など一部の便が利用する鍛冶橋駐車場は、JR東京駅八重洲南口から徒歩約5〜10分程度離れているため、雨天時や大きな荷物を持っている際は移動時間に余裕を持つ必要があります。
また、JR四国バスのドリーム号予約などで設定されている「早売(早期割引)」は、通常運賃に比べて20〜30%ほど安くなる強力なメリットがある反面、「購入後の便変更が一切不可」「払戻手数料の発生条件が厳しい」といった制約があります。旅程が確定していない段階での無理な早割購入は、結果的な損失につながる恐れがあるため注意が必要です。