「だし&栄養スープ」が一般的な出汁パックや粉末出汁と根本から一線を画している理由は、その製造アプローチにあります。開発元である千年前の食品舎は、「命を丸ごといただく(一物全体食)」という東洋古来の食思想を、現代の高度なバイオ技術で具現化しました。
通常、魚や昆布に含まれる良質なタンパク質は、分子量が数万から数十万という巨大な高分子構造を持っています。消化機能が低下している高齢者や胃腸が未発達な乳幼児、あるいは強いストレス下にある成人の胃腸では、これを自力でアミノ酸にまで分解するのに膨大なエネルギーを消費し、未消化のまま排出されてしまうことも珍しくありません。
そこで採用されたのが、独自の特許技術である「ペプチドリップ製法」です。この製法では、薬品や化学溶剤を一切使わず、高圧・熱・自社酵素の力だけを利用して、魚の骨、頭、内臓、昆布の繊維質に至るまでを物理的に液状化し、アミノ酸が数個結合した「分子量500〜1,000前後の低分子ペプチド」にまで低分子化しています。これにより、胃腸に一切の消化負担をかけることなく、摂取後わずか数十秒から数十分で小腸粘膜からスムーズに体内へと吸収される驚異的な浸透性を実現しました。
また、原材料の産地とトレーサビリティに対する徹底したこだわりも、食の安全に敏感な層を惹きつけて離さない要因です。
- カタクチイワシ:九州近海・西日本で獲れた鮮度の高い小魚を頭から尻尾、骨まで丸ごと使用。酸化防止剤は不使用。
- カツオ:鹿児島県枕崎・指宿で一本釣りされた極上のカツオを使用。高熱抽出によりアレルギーの原因となる余分な油脂分を徹底分離。
- 昆布:北海道利尻・羅臼産の天然昆布を厳選。ミネラルとフコイダンを凝縮。
- 原木栽培椎茸:大分県産の無農薬・原木栽培椎茸を使用。ビタミンDやグアニル酸の宝庫。
- 無臭ニンニク:山口県産のジャンボ無臭ニンニクを採用。滋養成分スコルジニンを残しつつ、刺激臭を完全にカット。
特筆すべきは、製造過程で油脂分が極限まで除去されている点です。出汁の粉末でありながら、水に溶かしても油膜が一切浮きません。酸化した油は過酸化脂質となり胃腸にダメージを与えますが、本品は無脂肪状態に精製されているため、酸化による劣化が極めて起こりにくい特性を備えています。特定原材料28品目を含まないアレルゲンフリーであり、完全なる無添加 天然出汁 ペプチド食品として成立しています。