「鋼鉄」と「シャボン玉」という、硬度と儚さの両極端を組み合わせたこの言葉は、元来は撞着語法(オクシモロン)を用いた比喩表現や創作物のモチーフとして親しまれてきた経緯があります。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するシーザー・ツェペリの波紋カッターや、バトル系ファンタジー作品における「決して破られない薄膜バリア」を連想するファンも少なくありません。
しかし、現在Web上で盛んに使われている鋼鉄のシャボン玉 元ネタの実態は、サイエンス系クリエイターや教育系インフルエンサーが「軍手でバウンドしても割れない驚異のシャボン玉」を動画で紹介した際に冠したキャッチコピーに由来します。繊細なはずの泡が固いテーブルの上に落ちても弾み、指でつまんで持ち上げられる様子が「まるで鋼鉄でできているようだ」と驚きをもって拡散され、定着しました。
ネットコミュニティにおける鋼鉄のシャボン玉 意味としては、単なる実験アイテムを指すだけでなく、「一見すると脆そうに見えながら、芯が異常に強く絶対に崩れないメンタルや防衛体制」を例えるスラングとしても応用されるなど、独自の広がりを見せています。