市場の熱狂を裏付ける証拠として、実際のユーザーコミュニティ(SNS、大手コスメ口コミサイト、知恵袋)に寄せられたリアルな声をリサーチすると、興味深い傾向が浮き彫りになります。
ブースター人気の火付け役となった無印良品の導入化粧水(現・発酵導入化粧液シリーズ)の評判を追跡すると、「リニューアルで米ぬか発酵液ベースになってから、プチプラとは思えないもっちり感」「これを使わないと、どんな高い化粧水も肌の上で滑るだけ」という長期愛用者の絶賛が目立ちます。定点観測によると、無印良品の店頭では詰め替え用を複数個まとめ買いする30代〜40代のリピーターが後を絶ちません。一方で、「アルコール感はなくなったが、敏感肌には少し発酵成分の独特な匂いが気になる」「ニキビ肌には油分が重くなった気がする」といった、成分進化に伴う肌質の相性についてのリアルな指摘も散見されます。
また、ドラッグストアで買えるプチプラ導入化粧水の台頭も見逃せません。大手化粧品メーカー各社が相次いで1,000円〜2,000円前後の低価格帯に参入したことで、これまで「デパコスの特別な贅沢品」だったブースターが一気にデイリーケアへと大衆化しました。都内ドラッグストアの化粧品担当チーフは現場取材に対し、次のように明かしています。
「お客様から『いつものスキンケアに限界を感じているけれど、ラインごと買い換える予算はない』と相談された際、まず1本足すアイテムとしてプチプラの導入液を提案しています。翌朝の肌の手触りが変わったと、リピートされる確率はスキンケアカテゴリーの中でも突出して高いですね」