伝統の味が根を張る一方で、道頓堀は常に新しい刺激を求め続けている。現在、ストリートを席巻しているのは、昔ながらの和素材と前衛的なアイデアが融合した最新鋭の限定スイーツたちだ。香ばしく炙られた極上のみたらし団子をパフェ仕立てにしたものや、注文ごとに液体窒素で急速冷凍されるフルーツ飴など、視覚と味覚の双方を刺激する仕掛けが満載だ。
老舗和菓子店がプロデュースするテイクアウト専門店では、焼きたてのどら焼きに発酵バターと自家製マスカルポーネを贅沢に挟み込んだ限定メニューが登場し、連日完売が続いている。移り変わりの早いトレンドの中で、確かな職人技をベースにしながら現代の舌を捉える。この貪欲なまでの新陳代謝こそ、道頓堀が常に最前線であり続ける理由だ。