選択肢が増えたからこそ、購入時の「失敗」も増えている。自分に最適な一着を選ぶためには、用途に応じた3つのポイントを押さえる必要がある。
第一に、使用シーンに応じた「素材選び」だ。道着の下に着るインナーや夏場のハードな稽古が目的なら、迷わず吸汗速乾性に優れるポリエステル100%のドライ素材を選びたい。逆に移動着や普段着がメインなら、肌触りが良く適度な厚み(5.6オンス以上)のあるコットン素材、あるいはポリエステルと綿の混紡生地がベストだ。
第二に「サイズ感とシルエット」の見極め。空手の動きは肩甲骨や股関節の可動域が鍵を握る。ジャストサイズを選ぶ場合でも、ラグランスリーブ仕様やストレッチ性の高い生地を選ぶことで、突きの動作での肩の突っ張りを防ぐことができる。
第三に「首周りの耐久性」だ。空手着の襟と摩擦を起こしやすい首元は、ダブルステッチやバインダーネック構造になっているかを必ずチェックしたい。細部へのこだわりが、長年愛用できる一着との出会いを生む。