Q1:ダニに刺された跡はどのくらいの期間で治りますか?潜伏期間はありますか?
A1:ダニの刺傷は即時型ではなく遅延型アレルギー反応を示すため、刺されてから約8〜24時間、場合によっては2〜3日間の潜伏期間を経て強い痒みと赤みが出現します。適切なステロイド外用薬で初期治療を行えば1〜2週間程度で沈静化しますが、掻きむしってしこり(結節性痒疹)化させた場合は数ヶ月から1年以上跡が残ることがあります。
Q2:蚊に刺された跡とダニ刺されの一番簡単な見分け方は何ですか?
A2:刺された「場所」と「痒みの経過」に着目してください。蚊は手足や首などの露出部を狙い、刺された直後から腫れて半日〜翌日には痒みが引きます。ダニは服に隠れた二の腕の内側やお腹、太ももなどの皮膚が柔らかい部位を狙い、刺された翌日以降に痒みのピークが来て1週間以上長引きます。
Q3:野外でマダニに噛まれているのを見つけた場合、自分で引っ張って取ってもいいですか?
A3:絶対に手や一般的なピンセットで無理に引き抜いてはいけません。マダニはセメント様の物質で皮膚に口器を強固に固定しているため、無理に引っ張ると頭部や口器が皮膚内にちぎれて残り、激しい異物肉芽腫や感染症を引き起こします。触らずにそのままの状態で速やかに皮膚科または形成外科を受診し、専用器具での除去や局所麻酔下での小切除を受けてください。