皮膚にできた赤い腫れが「ダニ」によるものか「蚊」によるものかを判断するには、発症までの潜伏期間とかゆみの持続期間を比較するのが最も確実です。
蚊に刺された場合は、刺された直後から数分〜数十分以内に皮膚がぷっくりと白く盛り上がり、数時間から翌日にはかゆみが引いていく即時型反応が一般的です。一方、ダニ刺されの場合は、刺された直後には自覚症状がほとんどありません。刺されてから約8時間〜48時間後という長い潜伏期間を経て、徐々に強いかゆみと直径数ミリ〜1センチ程度の赤い斑点(紅斑)が現れます。
ダニの刺し跡は、中心部に小さな穴やプチッとした小水ぶくれを伴うことが多く、炎症が皮膚の深部にまで及ぶため、1週間から長ければ10日以上も激しいかゆみが続きます。「いつ刺されたか分からないのに、徐々に猛烈なかゆみが増してきた」という経過をたどる場合は、ダニ刺されを疑うべきサインです。