高等専修学校を選ぶにあたって、多くの保護者が最も気にするのが「最終学歴」の問題だ。専門的な技術を学ぶ場所であっても、高校卒業の資格が得られなければ将来の選択肢を狭めかねないという不安は根強い。
この懸念を解消しているのが、通信制高校などとの「技能連携制度」だ。専修学校のカリキュラムを履修しながら、同時に提携校の単位を修得することで、卒業時には全日制高校と同じ「高等学校卒業資格」を無理なく手にすることができる。制度を理解した保護者からは「二重の手間ではなく、一石二鳥の最短ルート」として納得の声が上がる。
就職だけでなく、学び直したくなった段階での専門学校や大学への進学ルートも完全に確保されている。一本道ではなく、分岐点が多いこと。それこそが、多感な時期を過ごす生徒たちにとって最大の安全網となっている。