大塚達宣選手を語る上で欠かせないのが、日本バレーボール界でも屈指と言われる「文武両道のキャリア」です。出身校の洛南高校(京都)は、全国屈指の進学校でありながらバレーボールの超名門。大塚選手はエースとして第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)で洛南高校を全国制覇へと導き、その名を全国に轟かせました。
高校卒業後は早稲田大学スポーツ科学部へ進学。全日本大学選手権(全日本インカレ)での優勝に貢献しながら、学業面でも妥協を許さず、多忙な代表合宿の合間を縫って中学校・高等学校の教諭一種免許状(保健体育)を取得しました。大学の同期や指導陣は「遠征先でも常にレポート課題や専門書の講読に向き合っていた」と証言しており、卓越した自己管理能力の高さが窺えます。
家族構成に目を向けると、両親と弟の4人家族。弟の大塚大和選手も兄の背中を追って洛南高校から早稲田大学へと進み、バレーボール選手として高い評価を受けています。互いに刺激を与え合う兄弟関係と、幼少期から自主性を重んじた家庭環境が、大塚選手の自立心と知性的なプレーの土台を築き上げました。