歌詞の考察と並んで熱く議論されてきたのが、曲中に紛れ込んでいるとされる「不可解な音」の存在です。曲の後半、サビの合間やアウトロ付近で「ありがとう」という女性や子どもの囁き声が聴こえる、あるいは逆再生するとお経や拍手の音が聞こえるという怪奇現象がネット上で拡散されました。
こうした噂に対し、レコーディングに携わった音響関係者やマニア層の解析では、ヴォーカルのリバーブ処理やバックトラックに用いられたシンセサイザーの残響音、環境効果音が偶然人間の声や拍手のように知覚された「パレイドリア現象」である可能性が指摘されています。スタジオで緻密にミックスされたサウンドのレイヤーが、イヤホンやヘッドフォンの普及によって微細に聴き取れるようになり、恐怖感を煽る都市伝説として一人歩きしたのが真実のようです。