イベント参加者や主催者が最も気になるのが、大ホールおよび小ホールの空間設計と視認性です。公式発表資料および現場の客席設計を精査すると、それぞれの空間が持つ明確なキャラクターが浮き彫りになります。
大ホールは最大収容人数509席(固定席および可動席、車椅子スペースを含む)のミドルサイズホールです。客席は緩やかなスロープと階段状の段差が綿密に計算されており、後方列からでも前の人の頭が視界を遮りにくい構造になっています。舞台と最前列の距離感も近く、演者の息遣いや細やかな表情の変化までダイレクトに伝わる臨場感が最大の特徴です。音響面でもクラシックから演劇、講演会までバランスよく反響を受け止める音響設計が施されています。
対する小ホールは、収容人数約170席のフレキシブルな平土間・可動席ホールです。客席を階段状に展開するシアター形式はもちろん、椅子をすべて収納してフラットな空間としての利用も可能です。発表会や小規模なダンス公演、アコースティックライブ、展示販売会など、主催者の演出意図に合わせた自在なレイアウト変更に対応しています。