「自分にも作れるだろうか」と身構える必要は一切ない。SNS上で話題を呼ぶ胸キュンデザインの多くは、実は基本の折り目を正確に重ねるだけのシンプルなステップで完成する。ぷっくりと膨らむ立体動物のインコやウサギ、春の桜やハロウィンのかぼちゃといった季節を彩る飾りつけは、10分ほどの集中で目の前に立ち現れる。小さな子どもと一緒に指先を動かし、愛くるしい形が誕生する瞬間の喜びは格別だ。
初心者でもプロ並みのクオリティに仕上げる秘訣は、道具と手先のちょっとした意識にある。まず絶対条件となるのが、紙の角と角をミリ単位でぴったりと合わせること。そして折り目をつける際、爪の背や定規を使って「キレのある折り筋」をしっかり刻むことだ。仕上げに立体部分へ指の腹で小さなカーブをつける「ニュアンスつけ」を施せば、まるで市販のフィギュアのような生命感が宿る。紙の質感選びにも拘れば、誰でも即座にSNS映えする作品を創り出せる。