どれほど美しいデザインも、数日で剥げてしまっては台無しだ。大手サロン予約プラットフォーム『ホットペッパービューティー』のカスタマーデータでも、ユーザーがネイルに求める要素の上位には常に「持ちの良さ」が挙げられている。繊細な手描きアートを長期間爪先に留め置くには、下地処理(プレップ)とトップコートの塗り方に明確な秘訣がある。
第一に、描画前の油分除去を徹底すること。消毒用エタノールやプレップ液で爪表面の皮脂と水分を完全に拭き取ることが、ジェルやポリッシュの密着度を劇的に引き上げる。第二に、柄を描いた後に一度クリアジェル(または薄手のエッジコート)を挟んでからトップコートを塗る「二重コーティング」を行うことだ。アートの凹凸がフラットになり、引っ掛かりによる欠けを強力に防ぐことができる。
指先の先端(エッジ部分)まで塗り残しなくコーティングを施すこと、そして日々のキューティクルオイルによる保湿を怠らないこと。この二点を徹底するだけで、浮きや剥がれのリスクは激減する。