爆発的な人気に伴い、二次流通市場やネット情報の中には誤解やリスクも散見されます。消費者が知っておくべき「2つの盲点」を明らかにします。
第1の盲点は、「フリマアプリに出品されている海外輸入品=本物」という誤認です。近年、オランダ本国直輸入や海外ライセンス品と称して、顔のパーツバランスや縫製が著しく粗悪な非公認コピー品が大量に出回っています。ディック・ブルーナの作品は、ブルーナ自身がミリ単位の筆使いと「黒い線の太さ・揺らぎ」に生涯を捧げたことで知られます。わずかでも「×」の位置や耳の角度が崩れているものは、公式の監修を経ていない非正規品である可能性が高いため、必ず「Mercis bv(メルシス社)」の著作権表記(© Mercis bv)を確認してください。
第2の盲点は、「限定コラボ品はすべて将来プレミア化する」という投機的幻想です。ファストファッションや大手量販店とのコラボレーションによるアパレルやプラスチック雑貨は、初動こそ欠品するものの、二次流通市場では供給過多に陥り値崩れを起こす傾向が顕著です。真にコレクション価値を維持するのは、過去の展覧会で限定販売されたミッフィー生誕記念グッズ詳細まとめに連なるようなアート書籍、伝統工芸コラボ(九谷焼・曲げわっぱ等)、ナンバリング入りの限定フィギュアに限定されます。衝動買いを避け、素材と背景に語るべきストーリーがある逸品を選ぶ視点が求められます。