自分だけの理想的な一枚に出会うための探索ルートも、劇的な変化を遂げている。感度の高いユーザーたちは、検索エンジンの画像タブを漫然と眺めるのではなく、Pinterestの洗練されたレコメンド機能やInstagramのハッシュタグカルチャーを巧みに使いこなす。
「#lightbluetheme」「#水色系統」といったキーワードを起点に、韓国や北欧のインディペンデントなクリエイターが発信するムードボードを巡回する行為は、まるで路地裏のセレクトショップで宝探しをするような楽しさがある。個人が自身のポートフォリオとして無料公開している高解像度データには、商業的なマスプロダクトにはない繊細な作家性が宿っている。