大根おろしは単なる薬味にとどまらず、昔から「医者いらず」と称されるほど高い健康効果を誇る。その主役となるのが、炭水化物の分解を強力に助ける大根おろし 消化酵素 ジアスターゼ(アミラーゼ)だ。
ジアスターゼは胃酸の分泌をコントロールし、胸焼けや胃もたれ、二日酔いを防ぐ働きを持つ。さらに、タンパク質分解酵素プロテアーゼや脂質分解酵素リパーゼも含まれており、脂っこい揚げ物や肉料理の消化負担を劇的に軽減してくれる。
ここで知っておくべきは、大根 栄養素 部位別の違いと酵素のデリケートな性質だ。ジアスターゼなどの消化酵素は全体に含まれるが、熱に非常に弱く、加熱調理によって失活してしまう。酵素の恩恵を100%享受したいのであれば、生のまますりおろして食べるのが唯一の選択肢となる。
さらに、抗酸化作用を持つビタミンCは葉に近い上部や皮周辺に多く含まれている。すりおろした直後からビタミンCの酸化とイソチオシアネートの揮発が始まるため、「食べる直前におろす」ことが栄養と風味を保つ黄金ルールである。