強豪校選びにおいて、卒業後のキャリアパスは極めて重要な判断基準です。各校の出口戦略には明確な特色が現れています。
まず、プロサッカー選手輩出率において全国トップクラスの数字を叩き出しているのが興國高校です。同校の最大の特徴は、独自のボールマスタリーと育成メソッドにより、Jリーグクラブのスカウト陣から「即戦力の技術を持つタレントの宝庫」として認知されている点にあります。毎年のように複数名のJリーガーを誕生させており、近年ではJ1クラブのみならず欧州クラブへ直接移籍するケースも生まれるなど、プロ志向の選手にとっては魅力的な環境が整っています。
一方、大学サッカー界への進学ルートで圧倒的な強さを誇るのが、履正社高校サッカー部と阪南大高サッカー部です。両校ともに、関東大学サッカーリーグや関西学生サッカーリーグの1部所属校(明治大学、早稲田大学、法政大学、関西学院大学、阪南大学など)へ多数の推薦枠・進学実績を持っています。
高校卒業時のプロ入りだけでなく、4年後のプロ入りや大手企業への就職を見据えた場合、大学サッカー界のトップランナーへ選手を送り込む履正社や阪南大高、さらに系列大学への進学ルートを持つ近大附属高校サッカー部の進路安定性は、保護者からも絶大な信頼を集めています。