茶臼山高原スキー場を訪れる上で、利用者が最も警戒すべきが「道路状況」と「冬用装備」の認識不足です。愛知県豊根村スキー場アクセスは、名古屋方面からは猿投グリーンロード・国道153号・257号・県道507号(茶臼山高原道路)を経由するルート、または三遠南信自動車道を利用するルートが一般的ですが、平野部との気温差はマイナス7℃〜10℃前後に達します。
「名古屋市内や豊橋市内では晴れて暖かいから」とノーマルタイヤで向かい、茶臼山高原道路の上り坂で立ち往生する車両が後を絶ちません。山頂へ至るワインディングロードは日陰が多く、急激な標高上昇に伴って路面は完全な圧雪・ブラックアイスバーン(凍結路面)へと変貌します。
現地警察や道路管理者によるチェーン規制・スタッドレスタイヤ装着確認の検問が実施されることも多く、冬用タイヤ未装着車は物理的に進入を断られます。チェーンを携行している場合でも、急勾配の途中で装着作業を行うのは極めて危険です。出発前の段階でスタッドレスタイヤを装着し、緊急用の金属または非金属チェーンを必ずトランクに常備しておくことが、雪山に向かう最低限のドライバーリテラシーです。