彼女の代表作を振り返るとき、まず頭に浮かぶのは青空の下で咲いた甘酸っぱい笑顔だ。映画『恋空』で日本中の涙をさらったあの日から、彼女は常にトップランナーであり続けている。所属事務所レプロエンタテインメントの看板女優としてキャリアを順調に積み重ね、医療ドラマの金字塔『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』では、葛藤を抱えながら成長する医師役を見事に演じ切った。
そして、社会現象を巻き起こしたTBSテレビのドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。星野源との絶妙な掛け合いと軽快なダンスは、テレビドラマの歴史に新たな1ページを刻んだ。王道のロマンティック・コメディで見せたチャーミングな表情の数々は、今なお多くの人の記憶に鮮明に残っている。画面をスクラップするように集められたフォトカットには、作品ごとに深みを増していく表現力の冴えがくっきりと刻まれている。