新指揮官の選考において、常に最大の論点となるのが内部昇格か外部招聘かという根本的な方針です。
チームの現状を熟知し、若手との信頼関係が構築されているヘッドコーチや二軍監督を昇格させるルートは、戦術の継続性とコスト面でのリスクを最小限に抑えられます。一方で、チームの体質改善や抜本的な意識改革を求める声が強い場合、他球団出身者や実績ある名将を外部から招くトップダウン型の人事が選ばれます。
ただし、大物を招聘する際には契約年俸や就任条件が大きなハードルとなります。単年あたりの推定年俸だけでなく、コーチ陣の人事権をどこまで委ねるか、補強費用のコミットメントを得られるかどうかが、最終的な合意に向けた最大の交渉ポイントです。