正式な生物名はスクミリンゴガイ(学名: Pomacea canaliculata)。一般にはジャンボタニシの通称で広く知られ、1980年代に食用目的で輸入されたものの、養殖の頓挫とともに野生化した外来種だ。
日本の水稲栽培・稲作の現場において、本種は極めて厄介な害虫として恐れられている。とりわけ田植え直後の柔らかい若い苗を好んで食い荒らすため、水田が一夜にして全滅状態に陥るケースも珍しくない。しかも繁殖力が凄まじく、1匹の牝貝がシーズン中に数百から数千個の卵を産み落とす。この爆発的な増殖速度こそが、被害を長引かせる最大の要因だ。