椎名林檎とaikoが互いを称賛する最大の理由は、やはりその圧倒的な音楽的才能にあります。
椎名林檎は、aikoが書く楽曲のコード進行やメロディラインについて「誰にも真似できない天才的な構成」と高く評価しています。ポップスとして誰もが口ずさめるキャッチーさを保ちながら、ジャズやブラックミュージック由来のテンションコードを自在に操るaikoのソングライティングは、玄人筋のミュージシャンからも絶賛される部分です。
一方のaikoも、椎名林檎の唯一無二の表現力と歌唱力、そして完璧に構築された美意識に強い敬意を抱いています。静寂を切り裂くようなウィスパーボイスから、胸を締め付けるシャウトまでを自在に操るボーカルワークは、同業者であるaikoから見ても圧巻の領域です。
互いが独自の武器を極めているからこそ、嫉妬ではなく純粋なリスペクトが生まれ、時代が移り変わっても色褪せない強固な絆が維持されています。