川越の街を語る上で欠かせない文化的なトピックが、NHK連続テレビ小説『つばさ』のロケーションだ。放送から年月が経過した今もなお、聖地巡礼に訪れるファンは絶えない。作品の中で描かれた昭和レトロな佇まいと温かな人情は、川越市駅周辺の路地裏に今もしっかりと息づいている。
旅行前にNHKオンデマンドでドラマのバックナンバーを観返しておくと、街歩きの解像度が跳ね上がる。画面越しに見た和菓子屋のモデルや、ヒロインが駆け抜けた路地が目の前に現れる感動。大通りの喧騒から一本入った穴場カフェや路地裏の銘店は、当時のドラマ撮影時のエピソードを大切に語り継いでおり、ファンならずとも旅の旅情を深く味わえるはずだ。