「出雲大社へ旅行した直後に長年付き合った彼氏と急展開で別れた」「曖昧な関係だった相手から突然連絡が途絶えた」――SNSや口コミサイトを覗くと、縁結び祈願とは真逆の結果を報告する声が後を絶ちません。なぜこれほどまでに「出雲大社=縁切り」というジンクスが定着しているのでしょうか。
その背景には、神道における「縁」の概念があります。神仏の世界において、新しい器に清らかな水を入れるためには、まず濁った水を完全に捨て去らなければなりません。つまり、運命の相手との出会いや真の幸せを掴む前段階として、当人にとってマイナスにしかならない悪縁を強制的に切り離す作用が働くためです。
男女のカップルが参拝して別れに至るケースも、神様が二人の未来を見据えた結果「これ以上一緒にいてもお互いを高め合えない」と判断した結果と考えられます。決して意地悪で別れさせるのではなく、次のステージへ進むための愛あるリセット現象と言えるのです。