出雲大社の宮司を代々務める「出雲国造(いずもこくぞう)」千家家の家系図を辿ると、天皇家との極めて深い血脈の繋がりが浮かび上がります。
出雲国造の始祖は、天照大御神の第二子である天穂日命(あめのほひのみこと)です。天照大御神の長男(天忍穂耳命)の系統が天皇家へと受け継がれたのに対し、次男の系統が出雲大社を永遠に祀る役目を担い、現代の千家家(および北島家)へと80代以上にわたって一本の血筋で継承されてきました。
つまり、天皇家と出雲国造家は、神話の時代に遡れば同じ天照大御神を共通の祖先とする「兄弟の家系」にあたります。国譲りを受けた側(天皇家)と、出雲の神を鎮守する側(千家家)という立場に分かれながらも、両家は太古の昔から固い同族関係で結ばれていたのです。