「プロ級のクオリティ」と聞くと特殊な工具や高価な樹脂が必要に思えるかもしれないが、実は100円ショップで手に入るアイテムだけで驚くほどの完成度に達する。ここでは、初心者でも絶対に失敗しない秘密のDIY手順を順を追って公開しよう。
用意するのは、割り箸(または木製ダボ棒)、グルーガン、紙粘土、そしてアクリル塗料のブラック・ブラウン・ゴールドだ。まずは軸となる棒にグルーガンで溶けた樹脂を螺旋状に巻き付け、持ち手となるグリップ部分の凹凸を形作っていく。樹脂が固まりきる前に紙粘土を薄く被せ、爪楊枝や硬いブラシで木目模様を細かく刻み込むのが、リアルさを跳ね上げる最大の秘訣だ。
下地が完全に乾燥したら塗装工程に移る。まず全体を漆黒のアクリル塗料で隙間なく塗りつぶす。乾燥後、少し乾いた筆に焦げ茶色を取り、表面の凸部分だけに軽く重ねていくドライブラシ技法を施す。最後にゴールドの塗料を指先にほんのわずかだけつけ、持ち手の先端や節の部分に擦り付ける。これだけで、長年使い込まれた古木やアンティーク金属のような深い質感が一瞬で立ち現れるのだ。