泡瀬店のアパレル区画は、まるで古着の大型マーケットだ。米軍基地が近い沖縄という土地柄も相まって、本物の米軍放出品や本格派のミリタリージャケットが自然な顔で棚を占拠している。そこへ近年爆発的な人気を誇る90年代のストリートアパレルや、海外ハイブランドのレアモデルが混ざり合う。
一点モノとの遭遇は完全なる運だ。昨日までは存在しなかった限定カラーのスニーカーが、翌朝には棚の最前列に陳列されている。コンディションの確認に目を光らせるヴィンテージ好きの若者が、デニムの生地感をじっくりと手で確かめている姿が印象的だ。流行を追いかけるのではない。自分だけの「掘り出し物」を掘り起こす快感が、この服飾コーナーには充満している。