渡辺直美やゆりやんレトリィバァが切り拓いた海外への道は、いまや後輩たちにとっての「標準ルート」になりつつある。2026年現在、東京や大阪のインディーズ劇場では、英語でネタを披露するライブが日常的に開催され、外国人観光客で満席となっている。
言葉が通じなくても伝わるフィジカルコメディはもちろん、日本の「オタク文化」や「労働環境」を自虐ではなくブラックユーモアとして英語で語るスタンドアップコメディアンが、ロンドンやニューヨークのフェスティバルで喝采を浴びている。彼女たちは、ドメスティックな日本のテレビ局の顔色を伺う必要などないことを、その背中で証明しているのだ。