テレビ初放送時のインパクトは絶大だった。金曜ロードショー枠で地上波初登場を果たした際、映画本編のスピード感ある競技シーンと緻密な心理描写が、普段映画館に足を運ばない視聴者の層まで一気に引き込んだ。
特に畳を叩く激しい音や静寂の中の呼吸感といった演出は、リビングのテレビ画面を通しても色あせることはなかった。世帯視聴率が二桁に迫る勢いを見せただけでなく、コア層と呼ばれる若年層の個人視聴率において顕著な高水準を達成。テレビ放送が作品の新たなファン層を開拓し、次回作への期待感を爆発させるエンジンとなった。