1992年、夫であり良き理解者であった元俳優の郷エイジ氏が急性心不全で急逝。その直後からすべての音楽活動を休止し、一切のメディア出演を拒んできた。都内の静かな住宅街に立つ自宅マンションの周辺では、日用品の買い物や散歩をする姿が時折目撃されているが、その立ち姿には変わらぬ凛とした気品が漂っているという。
取材によれば、彼女は現在も夫のアトリエや遺品を大切に手入れしながら、ごく限られた親族や古くからの知人とだけ交流を重ねる静寂な日常を送っている。「歌うことは夫と共にあった」という言葉を残して芸能界を離れて以来、その意志は今も一切ぶれていない。活動休止の背景にあるのは、単なる引退ではなく、生涯をかけた愛の全うに他ならないのだ。