池袋のナイトシーンを語る上で欠かせないのが、駅を挟んだ東口と西口の明確なカルチャー格差です。線路一本を隔てて街の歴史的背景が異なるため、訪れる客層や店舗コンセプトにもはっきりとした違いが現れています。
東口エリア(サンシャイン通り・明治通り方面)は、大型商業施設やアニメショップが連なる土地柄を色濃く反映しています。ここ数年で急増したのが、気取らないカジュアルさを前面に出した私服系ガルバや、アニメ・漫画・ゲームの話題で盛り上がれるサブカルチャー親和性の高い店舗です。客層の年齢層は20代前半から30代半ばが中心で、普段着で気軽に1杯飲みに来るIT系ワーカーやサブカル愛好者、若い会社員のグループが目立ちます。ギスギスした営業感が薄く、まったりとした空気感を好む層から支持を集めています。
対する西口・北口エリア(ロマンス通り・西一番街周辺)は、都内でも指折りの巨大歓楽街としての顔を持ちます。居酒屋、キャバクラ、クラブがひしめくこのエリアのガールズバーは、テンションの高さと華やかさが持ち味です。キャストのルックスレベルやトークスキルに磨きをかけた本格派が多く、衣装もドレッシーなものやスタイリッシュなコスチュームが目を引きます。客層の年齢層は30代から50代のビジネスマンや経営者層、歓楽街での2軒目・3軒目利用として立ち寄るグループが多く、お酒を飲んで賑やかに騒ぎたい夜に適した環境が整っています。