池袋暴走事故・飯塚幸三の現在と真相|判決から受刑、遺族の誓い

池袋暴走事故・飯塚幸三の現在と真相|判決から受刑、遺族の誓い

池袋暴走事故・飯塚幸三の現在と真相|判決から受刑、遺族の誓いの見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

事故直後、世論に激しい憤りを生んだ要因の一つが、加害者の身柄拘束をめぐる警察の対応でした。飯塚幸三はその場で現行犯逮捕されず、負傷治療のために任意捜査の形が取られたことから、インターネット上を中心に「上級国民だから逮捕を免れたのではないか」という激しいバッシングが巻き起こりました。

飯塚幸三の経歴は、東京大学工学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省し、工業技術院長や国際度量衡委員会副会長を歴任。退官後は大手機械メーカー・クボタの副社長を務め、2015年には瑞宝重光章を受章した絵に描いたようなエリート官僚でした。警察側は「高齢で負傷し入院治療が必要であり、逃亡や証拠隠滅の恐れがないため任意捜査とした」と説明したものの、一般の交通事故加害者との対応の差異を感じた国民の不公平感は容易に収まりませんでした。

また、同乗していた妻も負傷しており、飯塚本人は事故直前に医師から運転を控えるよう助言を受けていた経緯や、足に持病を抱えて歩行もおぼつかない状態であったことが明らかになり、家族による運転制止がなぜ機能しなかったのかという点にも厳しい批判の目が向けられました。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。