正面の印象を大きく左右するのが「前髪」と「おくれ毛」の設計です。振袖は日常の洋服よりも首元が詰まりやすいため、顔周りの抜け感が全体の垢抜け感を決定づけます。
まず注目したいのが、顔周りおくれ毛アレンジです。おくれ毛を出すポイントは「こめかみ」「もみあげ」「耳後ろ」の3箇所。出しすぎると野暮ったく見えてしまうため、細い毛束を少量ずつ引き出し、オイルやバームでウェットな質感に仕上げるのが今季の鉄則です。軽くS字を描くようなカールをつけると、横顔から正面にかけての陰影が美しく際立ちます。
また、振袖前髪ありなし比較で見ると、前髪ありの場合は「シースルーバング」で肌を透けさせるのが今の主流です。重めのぱっつん前髪にすると振袖の迫力に負けて顔が暗く見えやすいため、隙間をつくって光を取り込む設計が推奨されます。前髪なしの場合は、立ち上げバングやセンターパートの根元をふんわり立ち上げることで、縦のラインを強調し凛とした大人っぽさを演出できます。