かつての「発券機から番号札を抜き、パイプ椅子に座ってひたすら名前を呼ばれるのを待つ」という郵便局の風景は、ここには存在しない。決済のキャッシュレス化はもちろん、アプリによる事前予約やセルフ計測器の導入によって、手続きの大部分が自動化されているからだ。
切手やハガキの購入、定形外郵便の発送すらも自律型のセルフレジで一瞬にして終わる。一方で、デジタル機器の操作に戸惑う高齢者には案内スタッフがマンツーマンで優しく寄り添う。テクノロジーによる徹底的な効率化と、人による温かいホスピタリティが絶妙なバランスで共存している。