車検をめぐる最大の疑問である「2ヶ月前に受けると次回までの有効期限が短くなって損をするのか」という点について、結論から明かすと満了日の2ヶ月前から受けても有効期限は一切短縮されず、損をすることはありません。
かつて車検は「満了日の1ヶ月前」から受検しなければ、次回満了日が受検日を起点として前倒しされる仕組みでした。しかし、年度末を中心とする整備工場の極端な繁忙を緩和し、ユーザーの利便性を向上させる目的で国土交通省による見直しが進められ、現在では有効期間満了日の2ヶ月前から受検しても、元の満了日から丸々2年間の有効期限が引き継がれる制度が定着しています。
例えば、車検満了日が「9月30日」の場合、2ヶ月前の「7月30日」以降に車検をクリアすれば、次回の満了日は受検日に関わらず「2年後の9月30日」となります。以前の古い知識のまま「早すぎると日数が減って損をする」と思い込んでいると、予約枠の争奪戦に巻き込まれ、結果として割高な直前料金や代車不足に直面するリスクが高まります。