この曲のバックトラックを聴いて、多くの人がイギリスのロックバンド、ポリス(The Police)の1983年の大ヒット曲「Every Breath You Take(見つめていたい)」を思い出すだろう。印象的なギターリフがほぼそのまま使われている。しかし、ここには音楽ビジネスの冷徹な現実も隠されている。
実は、パフ・ダディ側はポリスのフロントマンであるスティングに対し、事前にサンプリングの正式な許可を取っていなかった。結果として、この曲の著作権ロイヤリティの100%近くがスティングの元に入るという極めて異例の契約が結ばれることになる。スティングは後に「この曲のおかげで、今でも毎日数千ドルが私の口座に振り込まれる」と語っているが、音楽の権利関係における最も有名な教訓の一つとして語り継がれている。