しかし、時代は変わりつつある。2026年現在、SNSの普及とインバウンド(訪日外国人)観光の爆発的な増加により、この寺院は「日本屈指の隠れたフォトジェニック・スポット」として海外で急速に認知度を高めている。日本の伝統美と現代建築が融合した異様なまでの美しさは、外国人観光客の目には極めて魅力的に映るようだ。
かつては閉鎖的とされた参拝枠も、観光庁の地方誘致施策や文化財としての価値再評価に伴い、一部制限が緩和される動きも見られる。宗教的な文脈を抜きにして、純粋に「建築の奇跡」を見たいというライト層の流入が、かつての「怪しい噂」を徐々に薄れさせている側面は否めない。