一般的に大学選びの物差しとされがちな偏差値だが、工学の現場においては必ずしも実力を表す唯一の指標ではない。産業技術短期大学の卒業生に対する企業の評価は、一般的な4年制大学の理工系学部を凌駕することすらある。
就職率は毎年ほぼ100%に近い水準を維持。求人倍率は常に高い数字を記録し続けている。採用を担当する企業側が評価するのは、教科書上の知識だけでなく、実際に手を動かして課題を解決できる実践力だ。
名だたる大手メーカーがこぞって推薦枠を提示する背景には、入社直後から現場の第一線に立てる教育体系への絶大な信頼がある。ペーパーテストの数字だけでは見えてこない「社会で生き抜く力」がここにはある。