「男が産婦人科の門を叩いても門前払いされるのではないか」という不安は、あながち間違いではありません。一般的な街の産婦人科・婦人科クリニックでは、男性単独での初診受付を断る方針を掲げている施設が多数派を占めています。
医療法上、正当な理由なく診察を拒否することは原則禁じられているものの、婦人科は女性特有の生殖器や内分泌系を専門とする診療科です。男性の身体構造に特化した検査機器や投薬ノウハウが揃っていない場合、専門外であることを理由に「泌尿器科や皮膚科への受診」を案内されるのは正当な医療判断とみなされます。
待合室における女性患者の心理的安全性や防犯上の観点から、男性の院内立ち入りそのものを制限しているクリニックも珍しくありません。男性が受診を検討する際は、女性専用フロアの有無や男性受け入れ基準を事前に把握しておく必要があります。