ファッション業界において環境配慮はもはや前提条件だが、高い機能性が最優先される補整下着の分野でのサステナブル化は容易ではなかった。伸縮性や耐久性を損なわずに環境負荷を低減する素材開発は、業界長年の課題とされてきた背景がある。
しかし、近年の素材革新により、海洋プラスチックゴミ由来の再生ナイロンや、植物由来のバイオベースポリウレタンを採用した製品ラインナップが本格化。環境意識の高いZ世代やミレニアル世代の層からも「環境に優しく、なおかつ自分の身体を美しく保てる選択肢」として新たな支持を獲得した。SNS上では、洗練されたデザインとサステナビリティを両立させたインナーとしてリアルな口コミが拡散し、顧客層の若返りが一気に加速している。