静まり返った午前2時、突如として始まった配信のタイトルは簡潔極まりないものだった。いつも通りの軽快なオープニングトークから始まったものの、中盤に差し掛かったところで空気は一変した。
「少しの間、お休みをいただきます」
その一言がチャット欄を凍りつかせた。冗談かと思われたが、彼の表情は真剣そのものだった。リスナーからは悲鳴に近いコメントが殺到し、スパチャが乱れ飛ぶ。しかし、彼は終始穏やかな口調で、ファンを安心させるように言葉を紡ぎ続けた。突然の発表ではあったが、決して突発的な衝動ではなく、数ヶ月前から熟考を重ねた上での決断であることが伺えた。